ご覧くださり、ありがとうございます。
ツツイ美容外科の吉太です。
「ピアスを開けたけど、痛みや赤みが引かない…」
「ピアスを入れ替えようと思ったら、ピアスホールが盛り上がっていた…」
「血や膿が数日止まらない…」
など、実は多いピアスのトラブル。
清潔な環境で穴あけし、しっかりと消毒をすることでトラブルを防ぐことができますが、体質も関係しているため100%トラブルを防ぐことはできません。
今回はトラブル別で当院での治療方法をご紹介いたします。
目次
よくあるトラブル・治療方法
♦肉芽・ケロイド
肉芽とは、組織が盛り上がって出来たしこりのことです。少しずつ大きくなる場合が多く、放置すると1㎝以上になることもあります。
肉芽が出来てしまった場合は、局所麻酔をしてから電気メスで平らな状態になるまで削ります。
似たような症状に「ケロイド」があります。
ケロイドの場合、削ってしまうと数週間後更に大きく盛り上がってしまう場合が多く、ステロイドの注射で様子を見ます。
♦ピアスホールから膿や血が出ている
細菌に感染してしまった場合や金属アレルギーの場合、ピアスホールから膿が出たり、にじむ程度の血が出ることがあります。
この場合、ピアスをつけたままにしておくと症状が改善しないため、ピアスを外し、シリコンチューブ(透明なチューブ)をピアスホールに入れ、リング状にします。
シリコンチューブをつけることで、細菌(膿)を体外に排出することができ、炎症を抑える効果があります。シリコンチューブをつけたまま、ご自宅で消毒をしっかり行うことで、約2ヶ月前後ピアスホールが安定し、ピアスを付け替える事が出来ます。
ピアスホールから浸出液(感染・炎症を起こしている場合に出る液)や出血がなく、痒み・赤みがある場合も同様の治療を行います。
♦キャッチが埋まってしまった
当院では、キャッチが埋まっている箇所に局所麻酔をしてからキャッチを取り出します。
キャッチを取り出した後は、ピアスホールが炎症を起こしていたり、穴が広がっている場合が多く、炎症を抑える為にシリコンチューブを付けて、ピアスホールを安定させます。
♦ピアスホールが塞がった
数時間~数日ピアスを外していたら、いつの間にかピアスホールが塞がってしまったという場合は、再度穴あけをし直す必要があります。しこりが無ければ、同じ位置に穴をあけることができます。
ピアスホールが完全に塞がっていない場合は、細い器具でピアスホールが残っているか確認し、ピアスを入れ直すこともあります。痛みがある場合、局所麻酔を行います。
♦耳が裂けてしまった
元の状態に戻すためには医療用の糸で縫合する必要があります。
状態によりますが、当院でも治療可能です。
(予約状況により、耳の状態を診察する日と治療日が別日になる場合があります)
治療料金
■6ヶ月以内に当院でピアッシングをした箇所
処置代金 3,300円
消毒液 1,100円
軟膏 1,100円
シリコンチューブ 1,100円
■他院・ご自身でピアッシングした箇所
当院でピアッシングをし、6ヶ月以上経過した箇所
初診料 3,300円
(当院でピアッシング以外治療を受けたことの無い方、ご来院が初めての方のみ)
処置代金 11,000円
消毒液 1,100円
軟膏 1,100円
シリコンチューブ 1,100円
※すべて税込表記
当院のこだわり
\ ピアスの種類が豊富 /
金属アレルギーの方でもつけることができる純チタン処理医療用ステンレス製のピアスを使用しています。
自覚症状がないだけで、実は金属アレルギーという方も安心です。
耳たぶ・トラガス用の16Gのピアスとへそピアスの種類が多く、ファーストピアスからおしゃれを楽しんでいただけます。
軟骨の穴あけに使用する14Gのピアスはシルバーのみ取り扱っています。
♢ご持参されるピアスについて
ピアスをご持参される場合は医療用ステンレス製またはチタン製で飾りが小さいピアスをお選びください。
当院で取り扱っている軟骨・耳たぶ用ピアスのキャッチはスタッドタイプです。
スタッドピアスのメリット
メリット:外れにくくファーストピアスに向いている
デメリット:トラガスの位置に使用する場合、
キャッチが耳の穴付近にあり外すことが困難
イヤホンがつけにくい
⇒トラガスの穴あけにはラブレットタイプのピアスがオススメです。
\ さまざまな位置にピアッシングが可能 /
耳たぶはピアスガン、軟骨はピアッサーでピアッシングを行います。
ピアッサーで届かない位置の穴あけは、ニードルで穴あけを行います。
ピアッサーで届く範囲でも、位置や角度にこだわりがある場合や、ご自身で購入したピアスを使用したい場合はニードルでの穴あけがおすすめです。
さらに、インダストリアル・ダイス・ロック・スナッグのような複雑な位置にもニードルで穴あけすることができます。
\ 衛生面に配慮 /
ピアッシング前後に必ず消毒し、穴あけ後は軟膏を塗布することで、細菌感染を防ぎます。
また、消毒液・軟膏も処方しますので、アフターケアも安心です。
シリコンチューブをつけた後のケアについて
♢消毒期間:1日1回 約1~2ヶ月間
♢ピアスの付け替え:約1~2ヶ月後
消毒液と軟膏をお渡しするので、1日1回・約1~2ヶ月間消毒を続けていただきます。
リング状になっているシリコンチューブを、クルクルと回し、消毒液・軟膏をピアスホール全体に行き渡らせることがポイントです。
消毒液や軟膏がシリコンチューブの結び目に付くと解けやすくなります。できるだけ結び目に付かないように消毒してください。
約1~2ヶ月シリコンチューブを付けたまま消毒を続け、ピアスホールが安定してきたら、ご自身でシリコンチューブをハサミで切り、お好きなピアスに付け替えていただけます。
当院ではさまざまなピアストラブルに対応しています。
ピアスホールに違和感を感じたら、お早めにご連絡ください。
〒542-0085
大阪市中央区心斎橋筋1-4-29 フェリチタ心斎橋502
TEL:0120-6281-44