こんにちは。大阪・心斎橋 ツツイ美容外科の院長 筒井です。
本日はニキビ跡についてご紹介します。
瘢痕化したニキビ跡は、1回や2回の治療で簡単に治るものは少なく、色々な治療を組み合わせて年単位で長期的に治療することで少しずつ改善していくように思います。
当院では瘢痕化したクレータ状のニキビ跡治療としてはレーザー系では、局所のみの場合はブリッジセラピー(CO2フラクショナルレーザー)、顔全体の場合はピコレーザー(ピコトリプル又は、ピコダブル)を、またニードリング系ではメディカルロールキットをご用意しています。
いずれの場合も毎日のお手入れとしては、ビタミンA治療をオススメしています。
ビタミンAは、治療後の炎症を鎮静化させ、赤みやほてりを緩和してくれます。また、レーザーやニードリングで傷ついた肌の再生を促してくれます。また、コラーゲン産生を促進し、ニキビ跡の改善も期待できます。毎日のお手入れでビタミンAを肌に入れることで、肌の免疫力も高くなりハリとツヤのある肌になっていきます。
こちらの症例の方は、何年もニキビ跡で悩まれておられた患者様です。ピコレーザー「ピコトリプル」とビタミンA治療を行うことにしました。
①治療前の肌
頬中央に赤みと瘢痕化したクレーター状のニキビ跡が多数見られます。コメカミも深いクレーター状のニキビ跡が見られます。
②治療直後
軽度の炎症による赤みが出ていますが、出血や腫れ、強度の発赤はみられません。
③治療1週間後
頬の赤みが軽減しつつあります。
④治療1ヵ月後
頬の赤みはかなり改善して、ニキビ跡のクレーターは部分的にやや浅くなってきている感じです。
⑤2回治療後
ニキビ跡のシャープなクレーター痕が少し丸みをおびた状態になり、また少し浅くなった感じがあります。
⑥3回治療後
さらにニキビ跡が小さく、浅くなってきているのがわかります。
■ピコレーザーのリスク・副作用・合併症■
施術中の痛み/赤み/熱感/痒み/乾燥/色素沈着/水泡形成など
■ピコレーザーの料金■
ピコトリプル 1回 100,000円(税抜)
※必ずカウンセリングをお受けいただく必要があります。(初診料:3,000円(税抜)要)
▼詳しいピコレーザーのページはこちら▼
2019.03.13
ツツイ美容外科院長がお届けしています。
医療法人
ツツイ美容外科院長筒井 康文
国立佐賀大学(旧佐賀医科大学)医学部卒業。名古屋掖済会病院の救命救急の現場で研修後、大手美容外科にて美容外科治療を修得。昭和63年8月、大阪心斎橋に開業。現在、大阪ミナミにある美容外科では1番の老舗。平成23年5月、大丸心斎橋店そばに移転し現在に至る。多くの患者様の診療を通して、見た目の変化により自信を持って前向きに生きる手助けができていることを実感。患者様の心に寄り添い、医療としての美容外科・美容皮膚科を目指します。
医療法人ツツイ美容外科院長筒井 康文