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院長ブログ

ツツイ美容外科の埋没法 -麻酔・痛みについて-

◆ 二重まぶた ◆

 

デザインが終了すると

いよいよ手術に入ります。

 

消毒をして、覆布をかけて

麻酔を行います。

 

まず、最初に点眼麻酔で

眼球と結膜の麻酔を行います。

 

これは、注射で結膜の麻酔を行う際の

痛みを和らげる作用があります。

 

また、手術中 万一出血した場合に、

角板という金属製の板を

まぶたの裏側に入れて血管を圧迫

止血することがあるのですが、

その際 眼球の痛みを防ぐ効果があります。

 

そして 注射の麻酔をまぶたの表側の

糸を通す点の部分と裏側の結膜に行います。

 

この時が患者様にとっては

一番辛い時かもしれません。

 

当院では少しでも痛みを

和らげるための工夫をしています。

 

麻酔で一番痛い瞬間は

針を刺す時よりも麻酔液が

入ってくる時です。

 

麻酔液は、塩酸リドカインという

酸性の液体です。

 

そのままの状態で使用する

医院がほとんどですが、

神経への刺激が強いため、

麻酔が痛いということになります。

 

そこで、炭酸水素ナトリウムを混ぜて

酸度を抑えることで、注入時の痛みが

かなり軽減できます。

 

そして、注射針ですが、

当院では34Gという

極細の針を使用しています。

 

針が非常に細いと刺入する時の

抵抗が少なく「スーッ」という感じで

皮膚に入っていきます。

 

IMG_1040_Fotor

 

 

最後に麻酔液の注入の仕方も

大事な要素になります。

 

勢いよく注入すると

注入圧により神経が刺激を受けて

痛みを感じます。

 

私は内筒を押すのではなく

回しながらゆっくり注入しています。

 

そうすることで

痛みはさらに軽減します。

 

IMG_1043

 

 

◆ 二重まぶた ◆

2017.03.13

ツツイ美容外科院長がお届けしています。

院長 筒井 康文

医療法人
ツツイ美容外科院長筒井 康文

国立佐賀大学(旧佐賀医科大学)医学部卒業。名古屋掖済会病院の救命救急の現場で研修後、大手美容外科にて美容外科治療を修得。昭和63年8月、大阪心斎橋に開業。現在、大阪ミナミにある美容外科では1番の老舗。平成23年5月、大丸心斎橋店そばに移転し現在に至る。多くの患者様の診療を通して、見た目の変化により自信を持って前向きに生きる手助けができていることを実感。患者様の心に寄り添い、医療としての美容外科・美容皮膚科を目指します。

医療法人ツツイ美容外科院長筒井 康文

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