夏の暑さを置き去りにして、秋もだんだんと深まり、留まることのない時の流れを感じるこの頃です。
皆様、お元気でしょうか。ツツイ美容外科院長の筒井康文です。
今日は、普段気付かれにくいパーツ「顎」の治療についてお話しします。
目を二重まぶたにして大きくしたり、鼻筋を通して高くしたりというのは美容外科の中では一般的にによく行われている治療ですが、それと比べると比較的気づかれにくいパーツです。 しかし、顎がとても後退して貧弱な状態は横から見ると魚の口のように見える事があります。
また、美容医療でよく言われる横顔のシルエットのEライン(エステティックライン)でも、顎の重要性を示しています。
今回は、ヒアルロン酸を使って顎を整えた症例をご紹介します。
治療前は、顎は横幅が広く、人中と顎の比率(鼻から口唇・口唇から顎までの長さの比)が1:1でした。
治療後は、顎はシェイプアップされ、人中との比率も1:1.3ほどに改善して顔全体のバランスも良くなっています。
因に、人中と顎の黄金比は1:2と言われていますが、それは鼻や目、顎や輪郭等全てのバランスを考慮する必要があります。この症例の場合、単純に1:2になるまで顎を出すと、顎が長すぎて不自然な顔になってしまします。
斜めから見ると、顎を出すことでフェイスラインが脂肪吸引でもしたかのように細っそりとなっているのがわかります。また、口がでていたのが、キリッと引き締まって見えるようになっています。
全体的に、非常に魅力的な口元になっています。
2023.10.19
ツツイ美容外科院長がお届けしています。
医療法人
ツツイ美容外科院長筒井 康文
国立佐賀大学(旧佐賀医科大学)医学部卒業。名古屋掖済会病院の救命救急の現場で研修後、大手美容外科にて美容外科治療を修得。昭和63年8月、大阪心斎橋に開業。現在、大阪ミナミにある美容外科では1番の老舗。平成23年5月、大丸心斎橋店そばに移転し現在に至る。多くの患者様の診療を通して、見た目の変化により自信を持って前向きに生きる手助けができていることを実感。患者様の心に寄り添い、医療としての美容外科・美容皮膚科を目指します。
医療法人ツツイ美容外科院長筒井 康文