今回は美容セミナー第4回目「何が違うの?ツツイのホクロ除去」についてご紹介いたします。
当院では、ありがたいことにホクロ治療の患者様は非常に多く、年間6,500件にも及ぶほどです。
今回もたくさんの症例をご用意しておりますのでぜひ動画もご覧ください。
ホクロとは何か、そして治療回数についてご説明しております。
ホクロは、メラニン色素を作るメラノサイトが変化した「母斑細胞」と呼べれる細胞のかたまりのことで
平らなものと隆起したものがあります。
患者様からよく「何回治療すれば取れますか?」とご質問頂くのですが、色素の深さで治療回数が変わってきます。ホクロ1つ1つ色素の深さが異なり、根っこのように深いところまであるものは複数回必要ですし、表面だけの浅いものは1~2回ほどで取れることもあります。色素の深さは上から見ただけでは判断ができないので、継続的に治療が必要となります。
悪性のホクロ、特徴などについてご説明しております。
悪性黒色腫(マリグナントメラノーマ)という癌の一種で、ホクロ治療で絶対に見逃してはならないものです。
日本癌治療学会のガイドラインでは、日本人の場合、過半数は「手の平」や「足の裏」に発生すると言われています。悪性の確立が高い手の平と足の裏の場合は、ダーマスコープという拡大鏡を用いて組織をみていきます。
悪性の疑いがあるものは、組織を取って検査に出す場合もあります。過去に何度かありますが、幸いに今まで悪性の方はいませんでした。
当院では傷跡の少ない美しい仕上がりを目指しておりますので機械にかなりこだわりを持っています。
それぞれのレーザー機の特徴についてご説明しております。ホクロ除去で「へこんでしまった」や「白く色素が抜けてしまった」などよくありますが、当院でホクロの治療をされている方は綺麗に改善されている方がほとんどだと思います。
平らなホクロと隆起したホクロなど豊富にご用意しております。
またホクロと点在したシミがある方は、フォトフェイシャルをするとより肌が綺麗に改善されます。
こちらの方はホクロ除去とフォト治療6回されています。かなりお顔の印象が違いますね。
その他にも唇やお腹、うなじなどさまざまな部位をご紹介しております。
除去後の傷跡など気になる方が多くいらっしゃると思います。動画では治療経過の写真など詳しくご説明しておりますのでぜひご覧ください。
次回の美容セミナーについて、動画内では新治療「ステラM22」「ポテンツァ」肌診断器「VISIA」についてとお話しておりますが、シミ治療に関する内容に変更させて頂きました。シミができるメカニズムやシミにも種類がありますので、どの治療が適切であるかなどご紹介しております。ぜひご覧下さいませ。
2022.08.20
ツツイ美容外科院長がお届けしています。
医療法人
ツツイ美容外科院長筒井 康文
国立佐賀大学(旧佐賀医科大学)医学部卒業。名古屋掖済会病院の救命救急の現場で研修後、大手美容外科にて美容外科治療を修得。昭和63年8月、大阪心斎橋に開業。現在、大阪ミナミにある美容外科では1番の老舗。平成23年5月、大丸心斎橋店そばに移転し現在に至る。多くの患者様の診療を通して、見た目の変化により自信を持って前向きに生きる手助けができていることを実感。患者様の心に寄り添い、医療としての美容外科・美容皮膚科を目指します。
医療法人ツツイ美容外科院長筒井 康文